18年ぶりの新刊!小野不由美さんの十二国記シリーズが気になる。
10月12日に新刊が出る!とずっと本屋さん等で告知されていた十二国記シリーズ。
なんの偶然かわたしのお誕生日に発売!と言うことと、そういえばずっと読みたいシリーズだったんだった!というのを10年ぶりくらいに思い出しました。
思い出してしまうとずっと読みたい読みたいと考えてしまっています 笑。
でも、何作かもう出ていて、いきなり新刊を読んでもきっとわからない部分もあると思うのでせっかくならシリーズを順番に読んでみたいなと思いどんな順番で読むといいのか調べてみました。
十二国記シリーズとは
我々が住む世界と、地球上には存在しない異世界とを舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジー。二つの世界は、虚海という広大な海に隔てられ、「蝕」と呼ばれる現象によってのみ繋がっている。異世界では、神々が棲む五山を戴く黄海を、慶、奏、範、柳、雁、恭、才、巧、戴、舜、芳、漣の十二の国々が、幾何学模様のような形で取り囲んでいる。それぞれの国では、天意を受けた霊獣である「麒麟」が王を見出し、「誓約」を交わして玉座に据える。王は、天啓のある限り永遠の命を持ち、国を治め、麒麟は宰輔として側に仕える。それぞれの国を舞台に繰り広げられる深遠な人間ドラマは、私たちに「生きる意味」と「信じる強さ」を問いかける大河小説といえる。 また、NHKアニメ化(2002~2003年)でも話題となった。
異世界に迷い込む展開の話といえばわたしはふしぎ遊戯を思い出します。中学生の頃はまりました。懐かしい。
せっかくなのでふしぎ遊戯と十二国記シリーズで検索してみたら違いが書かれてる方が何人かいらっしゃいました。
とあって、あーそうだったそうだった!とちょっと思い出しました。
十二国記シリーズはこの逆ってことですね!
- 異世界は現実の世界の違う世界
- 王になるのだから政をする
- 何代にも続く話
となるのかな?ちょっとわかってきました。
どの順番で読むといい?
現在11冊、プラス先日発表された2冊の合計13冊発売されていますが、どの順番で読むのが正解なんでしょうか。ちょうど今発売されているダ・ヴィンチ 2019年11月号がちょうど特集号だったので参考にしつつまとめてみたいと思います。
とりあえず発売された順番で並べてみると
魔性の子
エピソード0とされるお話。小野不由美先生曰く、「この物語は、これから始まる全てのプロローグです」とのこと。ここから読むのが正解なのか。時系列的には黄昏の岸 暁の天 十二国記の時期を蓬莱サイドから描いたお話だそうです。
舞台となる国:蓬莱(現代の日本)
登場人物:高里 要、広瀬
月の影 影の海
記念すべきシリーズ1作目。こっちから読むべきか。
平穏な日々を送っていた女子高生・中嶋陽子が異世界の国で旅をするお話。上下巻あります。
舞台となる国:慶 巧、雁、蓬莱
登場人物:中嶋陽子、ケイキ、楽俊
風の海 迷宮の岸
魔性の子のお話より少し前のお話。
生まれてすぐ蓬莱に流され人間として育てられた泰麒が約10年ぶりに発見されて戻ってくるお話。
高里要=泰麒 なんですね。やっぱり魔性の子を先に読んでおいたほうが面白いのかもしれない。
舞台となる国:戴 蓬山、蓬莱
登場人物:泰麒、驍宗、白汕子
東の海神 西の滄海
『月の影 影の海 』の約500年前、新王・尚隆が即位して20年後のお話。
舞台となる国:雁
登場人物:尚隆、六太
風の万里 黎明の空
『月の影 影の海 』の1年後のお話。上下巻あります。
舞台となる国:慶 芳、才、恭
登場人物:陽子、大木 鈴、祥瓊
丕緒の⿃
短編集。4話収録されています。
舞台となる国:慶、柳、雁
収録作品:丕緒の⿃、落照の極、青条の蘭、風信
図南の翼
『月の影 影の海 』の90年前のお話。
12歳の少女、珠晶が王を目指すお話。
舞台となる国:恭 黄海
登場人物:珠晶、頑丘、利広
華胥の幽夢
短編集。5つのお話が収録されています。
舞台となる国:戴、漣、芳、慶、雁、才、柳
収録作品:冬栄、乗月、書簡、華胥、帰山
黄昏の岸 暁の空
『風の海 迷宮の岸 』のその後のお話。今回新しく出た『白銀の墟 玄の月』に続くお話。
舞台となる国:慶、戴、蓬莱
登場人物:驍宗、泰麒、李斎、陽子
以上、上下巻のお話も合わせると、『白銀の墟 玄の月』までに11冊出てました!
『白銀の墟 玄の月』に関係あるお話は、『風の海 迷宮の岸 』と『魔性の子』なのかな。
でも陽子も関係あるなら他のも読んでおいたほうがいいしなぁと思ったり。
まとめ
時系列も前後したりするみたいだけれど、結局発売された順番で読むのが一番わかりやすいのかなと思いました。
エピソード0である『魔性の子』をいつ読むのかって思うけど、0だからやっぱり一番初めに読もうかな。
ってことで発行された順番通りに読んでみることにします。
あー読んでみるの楽しみ!!最近長編の物語の本を読む時間がなかなかなく読んでいなかったけど、久しぶりに読みたい作品ができて嬉しいな!